もうすぐ、稲葉監督率いる侍ジャパン2018チームの初陣、オーストラリア戦が始まろうとしています。WBCで選手として活躍した稲葉監督は、はたしてどのようなチームを作り上げてくれるのでしょうか?
楽しみですね。
ところで侍ジャパンの歴代のWBCの監督についてご存知でしょうか?
そこで侍ジャパンの監督歴代のWBCにおける順位と采配について書いてみました。
全部はご存じない方も多いかと思います。
歴代の監督がWBCでどのような成績を出したのか監督についてまとめてみました。
王貞治監督 第1回WBC優勝
初代のWBC監督は誰もが知っている国民栄誉賞受賞者第一号
世界のホームラン記録保持者王貞治監督です。
見事、2006年の国別対抗戦である第1回WBで優勝を成し遂げました。
王貞治は元プロ野球選手であり元プロ野球監督、そして現在は福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役会長兼GM、さらに日本プロ野球名球会顧問として活動している方です。
野球選手として現役のころに世界記録となるレギュラーシーズン通算本塁打868本を記録したという偉業を成し遂げています。
2006年のWBCは王貞治監督は自身の采配によって、3月21日の決勝戦でキューバを10-6で破り日本を初代王者として導きました。
まさに監督としても「王」と呼ぶにふさわしい方だと言えるでしょう。
王 貞治、1940年5月20日
東京府東京市本所区生まれ、中華民国籍の元プロ野球選手・監督。
福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役会長兼GM。
日本プロ野球名球会顧問。
世界記録となるレギュラーシーズン通算本塁打868本を記録し、巨人のV9に貢献。
国民栄誉賞受賞者第一号であり、2010年には文化功労者を顕彰
原辰徳監督 第2回WBC優勝
原辰則は元プロ野球選手で元プロ野球監督、そして現在では解説者や読売ジャイアンツ球団特別顧問として活動している方です。
若大将という愛称で親しまれています。
彼は野球選手として現役のころに12年連続で本塁打20本以上を記録した長嶋茂雄、王貞治の後任の巨人軍の4番打者として活躍しました。
原監督は監督としても素晴らしい結果を残している方で、チームをなんと7度もリーグ優勝、そして3度も日本一に導いている方です。
WBC2009年の日本代表の監督を務めた原監督は王監督の残した偉大なWBC第一回の優勝の重圧にまけず、粘りの采配と選手の心を掴んだ絶妙な采配によって宿敵韓国との決勝戦でイチローの決勝打、そしてダルビッシュの抑えでチームを世界一に導いたのです。
原監督は特に予選で何度も負けた韓国に苦手意識を持つチームの心を一つにして、
不振を極めるイチローを信じ起用、彼の責任感とリーダーシップに期待しました。
そしてココ一番で破り日本を世界一に導いた監督としての器量がうかがえます。
その実績が評価されて世界最優秀監督として選出されたのも納得です。
山本浩二監督 2013年WBC ベスト4
山本浩二は元プロ野球選手で元プロ野球監督、そして現在は日本プロ野球名球会理事長、野球解説者として活動している方です。
現役時代はミスター赤ヘルという愛称で親しまれていました。
2013年3月に行われた第3回WBCで監督を務めたことがあります。
しかし、結果は過去3回中最高の成績で決勝ラウンドまで進み好調かと思いきや、準決勝のプエルトリコ戦で1-3で敗北することになりました。
優勝を逃してしまった敗因の一つに8回裏の重盗失敗があります。
このことはコーチを務めた高城延博がグリーンライトのサインが出ているのに送り走らせたことが原因ではないかと言われており、実際高城延博本人も山本浩二に念を押したのは自分だと発言しています。
ところが山本浩二はその判断は間違っていなかったとし、「悔いは無かった」と会見で述べました。
試合であったミスを全て自分のミスとして捉えている方で、彼ほど責任感の強い監督はなかなかいないのではないでしょうか。
結果は残念でしたが、山本浩二という人物についてうかがい知れた試合でした。
小久保祐紀監督 WBCプレミア12:3位 WBC2017:ベスト4
小久保裕紀は元プロ野球選手で元プロ野球監督、そして現在は野球指導者や野球解説者として活動しています。
彼はコーチや監督の経験が無いにも関わらず2017年のWBC野球日本代表の監督を務めるという史上初の試みをした人物です。
通称小久保ジャパンと呼ばれたそのWBCでの結果は残念ながら準決勝敗退というものでした。
やはり監督としての経験が乏しかったのが優勝を逃した原因なのでしょうか?
しかし、監督の経験が乏しかったにも関わらず準決勝まで導けたと評価しても良いのではないかと考えます。
2015年のWBCプレミア12では3位
2017年のWBCではベスト4に進出しています。
まとめ 稲葉ジャパンに期待すること
2018侍ジャパン稲葉篤紀(イナバアツノリ)監督
2017年から侍ジャパンの監督を務める稲葉監督は愛知県北名古屋市出身の
元プロ野球選手(外野手・内野手、左投左打)・コーチ。
現役引退した翌2015年より北海道日本ハムファイターズのスポーツ・コミュニティ・オフィサー (SCO) を務めています。
WBCで日本代表の監督として努めた方どの方も現役や監督としての様々な偉業があります。しかし1回、2回大会の優勝からベスト4まではゆくものの
決勝に進めなくなっている侍ジャパンの苦悩も理解できます。
稲葉監督は今までの侍ジャパンの監督に無いものを持っています。
それは、自ら選手として歴代の監督のもとで侍ジャパンのユニフォームを2度も着たということです。
稲葉監督の日本代表の歴史は
北京オリンピック野球日本代表
2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
2015 WBSCプレミア12 日本代表 – 打撃コーチ。
2017 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表 – 打撃コーチ。
WBCの怖さ、そしてWBCで優勝することの感動も知る尽くした稲葉ジャパン!!
期待できますね。
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