総工費は9兆円超!リニア入札 談合復活の疑いとして
大手ゼネコン「大林組」の強制捜査に着手の衝撃ニュースが流れました。
リニア中央新幹線の建設工事に関する入札で不正があったとして、
東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑として「大林組」の強制捜査に乗り出しました。
東京地検特捜部が 大林組本社を捜索。不正入札の疑いが大林組だけにとどまるものか、他も関与したも のかは現段階では不明です。
総工費は9兆円超のリニア中央新幹線関連工事
国家巨大プロジェクト「リニア中央新幹線関連工事」を巡り談合復活の疑いがもたれています。
「リニア中央新幹線関連工事」は
最高設計速度の時速505キロメートル
高速走行が可能な超電導磁気浮上式リニアモーターカー「超電導リニア」の建設により実現する
東京から大阪までを最速67分で結ぶ新幹線の整備計画路線です。
- 2027年に東京―名古屋で先行開業
- 大阪までの全線開業は2045年の予定
安倍晋三首相は、2016年6月に、リニア中央新幹線の大阪への延伸について「計画を前倒しする」と述べ、
現行計画の2045年から時期を早める方針を表明している。
そして総工費は9兆円超のこのプロジェクトは建設関連だけではなく周辺企業への
経済波及効果も含めでも群を抜くビッグプロジェクトです。
建設業界全体の体質や周辺の企業や監督省庁へも問題が波及?
大林組への強制捜査。リニア中央新幹線をめぐる工事での不正談合事件。おそらくこのままでは済まず拡大する。これまで政権にポチのようだった東京地検特捜部が元気だ。ペジー社のスパコン詐欺事件の摘発など、明らかにバッジを狙っている。特捜部長が代わったからか。森本宏特捜部長である。 pic.twitter.com/dvDSZzzm9B
— 平野 浩 (@h_hirano) 2017年12月10日
「夢の超特急」を実現するの裏で何があったのか。
国の財政投融資も活用された総工費は9兆円超
「利権は非常に大きい。不正が事実なら許される事ではありません」
川村晃生(てるお)・慶応大名誉教授の話
一方、リニア中央新幹線建設に反対する市民グループ「リニア・市民ネット」代表の川村晃生(てるお)・慶応大名誉教授は「巨額な投資を伴う事業で利権は非常に大きい。財政投融資を活用しており、不正が事実なら民間レベルにとどまる問題ではない。捜査の動向や事業を認可した国土交通省の対応を注視したい」と話した
http://d.hatena.ne.jp/katamachi/20090304/1236175037
そして、この事件は「大林組」だけではなく建設業界全体の体質や周辺の企業や監督省庁へも問題が投げかかられています。
「森本宏 特捜部長」大林組 リニア 捜査 に「パンチ森本」東京地検のエースを投入の理由!
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